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~庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密(幼保こ小校区連絡会での話)~
今回の見えない秘密は、「幼保こ小校区連絡会での話」です。
幼保小こ校区連絡会とは、豊中市の就学前施設の幼稚園・保育所・認定こども園と小学校の先生とで、互いの子どもの情報交換をする話し合いの場です。当園は庄内さくら学園校区と、よつば学園校区に参加しています。それぞれ連絡会が始まる前に、1年生の授業参観もさせてもらいました。卒園した子どもたちが、それぞれ頑張って授業をしている様子を見ることができたのはとてもよかったと思っています。
さて今回は、庄内さくら学園校区連絡会で話し合った内容で、印象的だった話をお伝えします。実際の授業場面を見ての話し合いは、子どもの現状だけでなく今の授業は何を大切にしているか理解できます。しかし小学校の先生方が、幼稚園・保育所の保育を見る機会はとても少ない現状です。
今年度当園が受ける8月5日の公開保育が、小学校の先生に保育を理解してもらう一助になればと思います。
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小学校で大切にしていること
・時間を守るように指導している。
・自分の思いを大切にすることと、周りへの配慮を考えることも指導している。
・子どもたち同士での声かけなど、自主的に行動することが身についている。
小学校の先生が小学校に向けて園で伝えて欲しいこと
・筆箱は、布製などではなく、システム筆箱のような、きっちりと場所が決まっているタイプが使いやす
い。(物がなくなることも減る)
・ランドセルは、バックタイプのようなやわらかいものではなく、みんながイメージする固い皮のランド
セルの方が使用しやすい。
・持ち物を大切にしてほしい(すぐに捨てる、壊す)
【園と義務教育学校の接続について】
〇各参加園・所
・自分の考えを言葉にして伝えることができるように指導している。そのことが「学びたい」「やりたい」という思いにつながっていき、1人1人の興味関心を把握できるように なると考えている。
・時計をみて動くように声をかけたり、自分の荷物は自分で持つようにしている。
・子どもによっては、言葉の指示だけでは理解できない子どももいるので、個別の対応も必要になると考え
ている。
〇庄内さくら学園から
・幼保こでの指導が継続できるように子どもたちの意見を聞くこともして、集団としての規模も大きくなっ
てきているので、周りへの配慮や気配りもできる集団になってほしいと感じている。
2025年7月1日