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~庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密  ~(写真付き手紙の出し先と意味)~

園長つうしん

今回の見えない秘密は、「写真付き手紙の宛て先と意味」です。

当園では、様々な手紙を写真付き(カラー)で出しています。もちろんコストのことを考えると、モノクロで文字だけが一番安いのですが、あえてカラー写真付きを出しています。

 この手紙のだし先は?と問われたら、もちろん「在園児保護者」というのはいうまでもありません。ただ、在園児保護者「だけ」ではありません。

 在園児保護者以外の一つ目の宛て先は、未就園児保護者です。当園の活動をご理解いただき、今後自分の子どもを入園させる園の検討材料の一つとして使われていると聞いています。

 2つ目の宛て先は、園にかかわる大人の方々です。小中学校の先生や、保育者養成学校の先生、園見学者等、様々な方に園のことを知っていただくためのツールとして活用しています。

 でも一番大事な宛て先は、「子ども」です。文字文化をまだ持たない子どもたちでも、自分たちが映っている写真は理解しています。

 

 次に、写真付き手紙の意味は何だと思いますか?もちろん一番は具体的に知るためです。「自然豊かな中川さんの畑に遠足に行きました」と言葉でいうより、右の写真を見るだけで、自然の豊かさは伝わると思います。

 でも、もう一つの意味もあります。

 それは、「対話のため」です。写真付き手紙を見ながらですと、具体的にイメージを共有できるので、会話が弾みます。手紙を情報伝達ツールとしてだけでなく、対話のツールとしても活用してもらいたいのです。

 是非クラス・行事ごとに発行される手紙を、ご家庭では情報伝達ツールとしてだけでなく、子どもさん含めた家族の対話ツールとして、食卓を賑わう媒体となれば、この上ない喜びです。

 一人だけでなく、是非みんなと一緒に見合って語り合ってください。