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~庄内こどもの杜幼稚園の見えない秘密(新乳児遊具)~

園長のめせん

 今回の見えない秘密は、新たに作った「新乳児遊具」についてです。

 以前正門前にありました恐竜遊具は0・1歳児の乳児の子ども達がよく使ってましたが、よりもっと楽しめるような遊具にできないかとずっと思案していました。 そしてこの度、行政の補助金も活用してリニューアルを実現した次第です。

 リニューアルした新乳児遊具は、実は現場の先生と共に考えたオリジナル遊具で、今回は特にこだわった点を皆様にお伝えしたいと思います。

 

(木製であること)

園庭にある遊具の中で唯一木製でないものが、以前の乳児用恐竜遊具でした。

今回は作り変える際、素材は木製であることを決めて行いました。木製の良さは鉄やプラスチックにはない温かみを持たせることができ、日本文化を大切にする当園の園庭にとてもマッチングしています。

また木製は、鉄やプラスチックとは異なり、ちょっとした補修や改善ががしやすい材質です。実は今回の新乳児用遊具も、プレオープンで子ども達が遊ぶ姿を通して、実はすでに数か所リニューアルしています。

 

(遊具の高さ)

0・1歳児の子どもたちが中心に使うので、高さについては細かく検討しました。できるだけ以前の恐竜遊具の高さを基準に、階段の段もいつも登る階段のサイズで行っています。

 

(階段・ミニクライミングウォールと滑り台)

登り口である階段と滑り降りる滑り台は、それぞれ2種類用意しました。

登り方も、階段だけでなくクライミングウォールからハイハイで登れるようにと、つかまり立ちから歩行できる発達段階で利用できるようにしました。滑り降りる滑り台は、角度が急な滑り台となだらかな滑り台の2種類を用意しました(さすがにこの滑り台は木製ではありません)。子どもが滑り台を繰り返し遊ぶことで、基礎的運動能力を育つきっかけになればと思っています。

 

(ちょっとした工夫)

子どもの登る動機作りとして、下が見えるネットを作ったり、遊べるハンドルをつけたりしました。